2023.08.08
第14回スクリーニング学研究会のご案内
【概要】
■会期:2023年11月30日(木) 10:00~17:00
■会場:大宮ソニックシティ
< 弊社・講演内容 >
■講演枠:11月30日(木)11:30~12:30
■講演タイトル:スクリーニングワークフローを加速する分析ソリューション
■講演者:
ザルトリウス・ジャパン株式会社
フィールドアプリケーションサイエンティスト
丸山 雄介
2023.03.03
CellCelector Flex シングルセルとコロニーの自動ピッキングシステム
CellCelector Flex プラットフォームは、シングルセル、クラスター、スフェロイド、オルガノイド、シングルセルクローン、接着コロニーの、検出、選択、単離のために開発された独自の完全自動の細胞イメージング・ピッキングシステムです。この細胞ピッキング法は非侵襲的な機械的吸引プロセスに基づいており、ラベルフリーのサイズ・形態特性または蛍光マーカーを用いた目的の細胞の完全自動化された検出、識別、選択が可能です。
ピッキング前後とピッキング中のライブ画像ならびにソースからデスティネーションまでの細胞追跡データにより、ワークフロー全体が完全にドキュメント化されて、スクリーニング・細胞回収プロセスの完全なトレーサビリティが確保されます。
詳細は、資料をダウンロードよりご確認ください。
2023.03.03
CellCelector Flexキャピラリー&チップ
CellCelector Flexでは、さまざまなアプリケーション分野に合わせて幅広いキャピラリーと使い捨てチップをご利用いただけます。
すべてのキャピラリーとチップは、特定の細胞型とピッキングモジュールに合わせて最適化されており、細胞、
クラスター、コロニーのコンタミネーションのない、穏やかで正確なピッキングが保証されます。
詳細は、資料ダウンロードよりご確認ください。
2023.03.03
ナノウェルアレイ
シングルセルの単離、スクリーニング、クローニングのためのナノウェルアレイ
シングルセルのスクリーニング・単離ならびに臨床、研究、バイオプロセシングのさまざまなアプリケーションで使用されるシングルセルクローニングワークフローを提供するために。ザルトリウスの革新的なCellCelectorナノウェルアレイは、従来の限界希釈法、FACS、その他のシングルセルのスクリーニング法やクローニング法に代わるコストパフォーマンスの高いソリューションです。
例えば、2ウェルのチャンバースライドから6ウェルと24ウェルのプレートまでさまざまなフォーマットでご提供しています。
また、プレート/スライドあたり10万から数百万のナノウェルが使用されており、ナノウェル容量は数ナノリットルから数ピコリットルとなります。
特徴
CellCelector 4 nl ナノウェルプレート
CellCelectorナノウェルプレートは、200μm角のナノウェル(S200)を数千個並べたもので、ナノウェル内で数百から数千のクローンを並行してクローニングすることが可能です。各ナノウェルの容量は4nlで、50~100個のクローンを形成するのに十分な大きさです(細胞の大きさによる)。プレートは、SBSの標準的な6ウェルおよび24ウェルフォーマットがあり、複数の実験を並行して行うことができます。6ウェルプレートは135,000個、24ウェルプレートは100,000個のナノウェルを搭載しています。ULA(Ultra-Low Attachment)表面は、細胞が表面に付着するのを防ぐため、3Dスフェロイド形成が可能で、ナノウェルから通常の細胞培養プレートへ100%自動で単一細胞またはクローンを移し、拡大や分析に使用することができます。
機能要件
CellCelector S200 ULA ナノウェルプレートは、以下のワークフローに最適です。
1.ハイスループットな単一細胞のクローニングとスクリーニング(CHO, HEK, PER.C6 など)
2.遺伝子編集後の単一細胞クローニング(例:iPSCなどの幹細胞など)
基準サンプルとして定義された細胞数(1、5、20、50、100など)のセットの単離
スフェロイド形成、イメージング、スクリーニング
3.24ウェルプレートは、複数のサンプルを並行して処理するためのコスト効率の高いソリューションです。各ウェルで500個以上の単細胞をクローンとして増殖させることが可能です。
2023.03.03
キャピラリー&チップ
細胞、クラスター、コロニーのコンタミネーションのない穏やかなピッキングを可能にするキャピラリーとチップ
CellCelectorのあらゆるアプリケーション領域に適した、さまざまなキャピラリーと使い捨てチップをご提供します。キャピラリーとチップは、特定の細胞型とピッキングモジュールに最適化されています。
特徴
細胞コロニーピッキング用キャピラリー
トリプシン処理なしで培養容器から直接接着コロニーをピッキングが可能です。
ステンレス製キャピラリーは再利用可能でオートクレーブに対応しており、CellCelectorのデッキトレイに直接装着できます。
各パックには、使用済みキャピラリーの回収用の2つ目のラックとオートクレーブ用カスタム容器が同梱されています。
以下の直径でご利用いただけます:
300 µm、500 µm、800 µm、1000 µm
シングルセルとクラスターのピッキング用のキャピラリー
シングルセル、クラスター、スフェロイド、オルガノイド、コロニーの一部を単離する作業に最適。
小口径のキャピラリーでは、隣接細胞によるクロスコンタミネーションなしに個々の細胞に的を絞ったピッキングが可能。大口径のキャピラリーでは、損傷が生じるような力を与えずにクラスターやスフェロイドをピッキングできるため、ピッキングしたクラスターの状態が保たれます。
主なアプリケーション分野は、循環腫瘍細胞や胎児細胞などの希少シングルセルの単離、細胞株開発のためのシングルセルクローニング、幹細胞コロニーの特定部分の単離です。
また、キャピラリーの直径と形状はカスタマイズできます。
以下の標準直径でご利用いただけます:
20 µm、30 µm、40 µm、50 µm、60 µm、80 µm、100 µm、150 µm、220 µm。
細胞半固形培地からのクローンのピッキングのためのキャピラリーピッキング用キャピラリー
プラスチックチップは、メチルセルロース、アガロース、マトリゲルなどの半固形培地からクローンや3Dクラスターをピッキングすることに特化してデザインされています。
チップは96チップのラックでお届けするため、CellCelectorに直接装着が可能。
使い捨てチップの使用により、クロスコンタミネーションのないクローンの単離が実現します。
以下の直径でご利用いただけます:
500 µm、1200 µm
カタログ
CellCelector Flexキャピラリー&チップ
CellCelector Flexでは、さまざまなアプリケーション分野に合わせて幅広いキャピラリーと使い捨てチップをご利用いただけます。
すべてのキャピラリーとチップは、特定の細胞型とピッキングモジュールに合わせて最適化されており、細胞、クラスター、コロニーのコンタミネーションのない、穏やかで正確なピッキングが保証されます。
詳細は、資料をダウンロードよりご確認ください。
2023.03.03
インキュベーターFlowBox システム
細胞培養フードとインキュベーターの独自の組み合わせを実現
FlowBoxは、ラミナーフロー細胞培養フードと、温度、湿度、CO2の精密な制御を統合した革新的なインキュベーターです。再現性の高い最適な実験結果を得るために、細胞を安定した環境条件下に維持することができます。
生細胞を取り扱う際に最適な環境を整えます。
特徴
最新のラミナーフロー技術
インキュベーターFlowBoxは、HEPAフィルター処理を施した垂直ラミナーフローでフード内を無菌作業状態に保ちます。コンピューター制御による気流速度と排気調節で無菌性を保ち、アクセスドアの開放時でもサンプルを保護します。キャビネット表面は内蔵の高エネルギーUV-Cランプで滅菌されます。
安定した制御環境
インキュベーターFlowBoxでは、長期間の試験や感受性細胞の動的イメージングに適した、精密で制御された環境を得ることができます。作業領域内の温度、湿度のレベルはリアルタイムで維持されるため、ソースプレートとデスティネーションプレートの両方で最適な細胞生存率が確保されます。ラボ・オン・チップシステムや臓器チップシステムでは、ポンプやチューブを含めた実験全体のセットアップからイメージング装置やチップ自体に至るまでボックス内に配置できます。したがって、インキュベーターFlowBoxには、作業スペースが限られていた従来のステージトップインキュベーターにはない多大な利点があります。
作業効率の向上
ユーザーフレンドリーなコントロールパネルにより、温度や湿度などのすべての機能を完全に制御でき、スライディングドアにより、制御された生理学的環境を維持したままキャビネット内の装置や実験に完全にアクセスできます。すべてのドアは全開にすることができるため、クリーニング、メンテナンス、大型機器や実験セットアップの設置が簡単です。ベーススタンドには、ラボ内を容易に移動できるように車輪が付いており、水タンク、PCワークステーションなどの付属モジュールが格納されています。
カスタマイズ可能
インキュベーターFlowBoxは、さまざまな自動化システム、ラボ装置、研究プロジェクトに適合させることができ、ドアのカスタムレイアウト、低酸素機能、追加の保護機能、グローブモジュールを介したアクセス性を簡単に追加してカスタマイズすることができます。
機能要件
1.無菌化状態
層流:垂直連続層流
フィルター:HEPA H14 (0.1~0.3 µm)
UV殺菌:UV-C照明ランプ(15W×4)、コントロールパネルから操作可能
2.生理条件
温度制御:40 °Cまで調整可能
CO2レベルおよび安定性:5 % +/- 0.2 %(一定レベルの恒久的な制御)
湿度制御:最大65%まで
精製水タンク:10 l (付属)
3.セキュリティ環境
ユーザー保護:すべてのドアに自動セキュリティロック
ドアが開くとロボットが停止します。
排気システム:室内排気への接続が可能(最大排気量:400m³/h)
4.付帯設備
内寸:幅99cm x 奥行62cm x 高さ63cm(39.0インチ x D24.4 インチ x H24.8 インチ)
外形寸法:幅110cm × 奥行85cm × 高さ160cm(幅43.3cm × 奥行33.5cm × 高さ63.0cm)
5.ベーススタンド使用時の高さ 高さ 230 cm (H 90.6’’)
重量:175 kg(CellCelector Flex装着時)、225 kg(CellCelector Flex装着時)
電源:115/230 V ~、60/50 Hz、10A。最大2,300W(他の機器なし)
イルミネーション:LED 42 W、コントロールパネルから切り替え可能
ベーススタンド:水槽、PCワークステーションなどのモジュールを収納可能、キャスター付き
6.環境条件
温度:10~40 °C
相対湿度:30~85%(結露しないこと)
気圧:75~106 kPa
2023.03.03
CellCelector Flex
システム
CellCelector Flexプラットフォームは、シングルセル、クラスター、スフェロイド、オルガノイド、シングルセルクローン、接着コロニーのスクリーニング、検出、選択、単離のために開発された完全自動の細胞イメージング・ピッキングシステムです。 CTCスクリーニング、幹細胞研究、細胞株開発、抗体発見などの多数の研究領域で幅広く使用されています。
さまざまなアダプターを用いて、ソースプレートを顕微鏡ステージに設置したり、デスティネーションプレートをロボットデッキトレイに配置するなど、あらゆる一般的な実験機器で対処することで簡単にカスタマイズできるため、高価な消耗品や試薬を追加購入する必要がありません。
特徴
特徴1 汎用性
シングルセルからオルガノイドのような複雑な構成サンプルに至るまで、さまざまな液体培地や半固形培地からピッキング・単離が可能。
特徴2 作業効率化
ピッキングプロセスをリアルタイムで可視化できる完全自動のピッキングモード搭載で、最小限の人員で作業運用が可能。
特徴3 多様なアプリケーション連携
幅広いアプリケーションで検証済みのプロトコール。独自のイメージング、検出、ピッキングのプロトコールを開発できる柔軟性を実現。
テクノロジー
ピッキング技術
特許取得済みピッキング技術により、非常に高速なスキャン速度とピッキング速度が得られるため、迅速に細胞を回収できます。
穏やかな細胞移動により、高い細胞の完全性と増殖率が得られます。
シングルセルクローニングなどの一部のアプリケーションでは、最大で100%のピッキング/移動効率を達成できます。
アプリケーション
シングルセルピッキングモジュール
少量の細胞や液体の穏やかな高精度な吸引のために設計されたシングルユースガラスキャピラリー。シングルセル単離に最適です。
接着コロニーピッキングモジュール
コンタミネーションのない接着コロニーのピッキングを実現する再利用可能なステンレスチップ。幹細胞コロニーや組織を扱うアプリケーションに最適です。
半固形培地ピッキングモジュール
半固形培地からのクローン、コロニー、スフェロイド、大きなオルガノイドなどの3D構造のピッキングのための使い捨てプラスチックチップです。
機能詳細
ユーザーを各実験ステップに導く直感的なグラフィカルユーザーインターフェイスと、さまざまなレベルのアカウントアクセスを備えており、新規ユーザーはソフトウェアを快適に操作でき、パワーユーザーは拡張機能やカスタム性能を享受できます。
明確なワークフロー
標準ワークフローは、スキャニング、解析、検出、ピッキング、ドキュメント化の最大5つのステップで構成されます。ソフトウェアが各ステップにユーザーを導き、個々の作業ステップに必要な機能やデータのみにアクセスできるようにします。
スキャニング
スキャンは明視野、位相差、または6つの蛍光チャネルで実施して、最大14色が得られます。あらかじめ定義した設定に基づいて実行され、細胞サンプルの認識と検出の成功へ確実に導きます。また、新しいユーザー定義フォーマットはプレートライブラリーに簡単に追加できます。
解析&検出
各スキャンは、濃淡値や蛍光強度などのユーザー定義パラメーターに基づいて、目的の標的細胞を検出するために自動的に解析されます。またユーザーは、面積、直径、形状係数、真球度などの幅広い形態測定値も定義できます。
解析と選択
解析結果は、対応するパラメーター値に基づいて検出済みオブジェクトとしてリスト表示され、ユーザー定義パラメーターに基づいてさらにフィルタリングできます。検出された標的細胞はさまざまなギャラリーモードで可視化されるので、粒子リストを迅速に目視確認できます。
ピッキングシステム
すべての実験は完全にドキュメント化され、GLPおよびGMPの基準に準拠しています。 検出/ピッキングされた各オブジェクトは、プロセス全体にわたって固有のIDによる識別と追跡が可能です。 すべてのデータはドキュメント化やアーカイブ化のために簡単にエクスポートでき、LIMシステムへのインポートも可能です。
データ分析・保存
カスタマイズ可能なプロトコールで研究開発アプリケーションに最適です。 非常に柔軟で高品質な画像処理・解析と、高感度・高精度なピッキングを実現します。実験データの保存もユーザ―定義で指定、エクスポートが可能です。
カタログ
CellCelector Flex シングルセルとコロニーの自動ピッキングシステム
CellCelector Flex プラットフォームは、シングルセル、クラスター、スフェロイド、オルガノイド、シングルセルクローン、接着コロニーの、検出、選択、単離のために開発された独自の完全自動の細胞イメージング・ピッキングシステムです。この細胞ピッキング法は非侵襲的な機械的吸引プロセスに基づいており、ラベルフリーのサイズ・形態特性または蛍光マーカーを用いた目的の細胞の完全自動化された検出、識別、選択が可能です。
ピッキング前後とピッキング中のライブ画像ならびにソースからデスティネーションまでの細胞追跡データにより、ワークフロー全体が完全にドキュメント化されて、スクリーニング・細胞回収プロセスの完全なトレーサビリティが確保されます。
詳細は、資料をダウンロードよりご確認ください。
2023.03.03
細胞の選択と回収
細胞の選択と回収 : 最先端の細胞およびコロニーのスクリーニング・単離システムを研究の力に
ザルトリウスのCellCelectorプラットフォームは、シングルセル、クラスター、スフェロイド、オルガノイド、シングルセルクローン、接着コロニーのスクリーニング、選択、単離のために開発された完全自動の細胞イメージング・ピッキングシステムです。
CellCelectorは、迅速な細胞回収を実現する高速スキャン・ピッキングをベースにしています。シングルセルRNA解析アプリケーションに対応しており、生細胞の単離に最適です。 弊社のナノウェル技術を備えたCellCelectorは、ハイスループットのシングルセルクローニング、抗体発見における単一B細胞分泌アッセイ、さらには後続解析のための希少細胞(CTCなど)の単離に最適なシステムです。
細胞選択・回収ソリューション
関連情報
細胞株開発
バイオ医薬品の市場投入は、敏速な細胞株開発戦略が要となります。ザルトリウスは、ユーザーのオペレーションに合わせた革新的な製品とサービスを提供しています。 機器、コンサルティング、開発および試験サービスのいずれを必要とする場合でも、ザルトリウスと提携することで、細胞株開発を加速し、商業生産へのスムーズな移行が実現します。
単細胞分析
最先端の細胞・コロニーのスクリーニング・単離システムを研究の力に
CellCelectorプラットフォームは、シングルセル、クラスター、スフェロイド、オルガノイド、シングルセルクローン、接着コロニーのスクリーニング、選択、単離のために開発された完全自動の細胞イメージング・ピッキングシステムです。
幹細胞ソリューション
高精度で速やか、確かな技術で細胞研究を支える
単一細胞の分離に関する確かな技術、信頼性の高いソリューションをご提供。
幹細胞は、その高い自己複製能と分化能により、様々な生物医学・薬学研究用途に有用です。このため、幹細胞のコロニーやクローンを識別するための自動化されたソリューションへの需要が高まっています。
2022.08.31
【新製品】ハイスループット分子間相互作用解析装置 Octet SF3 装置の詳細とアプリケーション例のご紹介
Octet SF3 は、堅牢でハイスループットな生体分子間相互作用解析を可能にした省メンテナンス性の次世代 SPR 装置です。本システムは、低いベースラインノイズとドリフト、大容量インジェクション、新しいインジェクション技術を提供し、ユーザーは標準的なマルチサイクル・カイネティクスと比較して、高品質のカイネティクスと親和性データを短時間で得ることが可能になりました。
本動画では、装置の詳細な特徴とアプリケーション例をご紹介いたします。
2022.08.30
【新製品】ハイスループット分子間相互作用解析装置 Octet SF3 装置紹介動画
Octet SF3 は、堅牢でハイスループットな生体分子間相互作用解析を可能にした省メンテナンス性の次世代 SPR 装置です。本システムは、低いベースラインノイズとドリフト、大容量インジェクション、新しいインジェクション技術を提供し、ユーザーは標準的なマルチサイクル・カイネティクスと比較して、高品質のカイネティクスと親和性データを短時間で得ることが可能になりました。