CellCelector Flexシステム
CellCelector Flexプラットフォームは、シングルセル、クラスター、スフェロイド、オルガノイド、シングルセルクローン、接着コロニーのスクリーニング、検出、選択、単離のために開発された完全自動の細胞イメージング・ピッキングシステムです。 CTCスクリーニング、幹細胞研究、細胞株開発、抗体発見などの多数の研究領域で幅広く使用されています。
さまざまなアダプターを用いて、ソースプレートを顕微鏡ステージに設置したり、デスティネーションプレートをロボットデッキトレイに配置するなど、あらゆる一般的な実験機器で対処することで簡単にカスタマイズできるため、高価な消耗品や試薬を追加購入する必要がありません。
特徴
特徴1
汎用性
シングルセルからオルガノイドのような複雑な構成サンプルに至るまで、さまざまな液体培地や半固形培地からピッキング・単離が可能。
特徴2
作業効率化
ピッキングプロセスをリアルタイムで可視化できる完全自動のピッキングモード搭載で、最小限の人員で作業運用が可能。
特徴3
多様なアプリケーション連携
幅広いアプリケーションで検証済みのプロトコール。独自のイメージング、検出、ピッキングのプロトコールを開発できる柔軟性を実現。
テクノロジー
ピッキング技術
特許取得済みピッキング技術により、非常に高速なスキャン速度とピッキング速度が得られるため、迅速に細胞を回収できます。穏やかな細胞移動により、高い細胞の完全性と増殖率が得られます。
シングルセルクローニングなどの一部のアプリケーションでは、最大で100%のピッキング/移動効率を達成できます。
アプリケーション
シングルセルピッキングモジュール
少量の細胞や液体の穏やかな高精度な吸引のために設計されたシングルユースガラスキャピラリー。シングルセル単離に最適です。
接着コロニーピッキングモジュール
コンタミネーションのない接着コロニーのピッキングを実現する再利用可能なステンレスチップ。幹細胞コロニーや組織を扱うアプリケーションに最適です。
半固形培地ピッキングモジュール
半固形培地からのクローン、コロニー、スフェロイド、大きなオルガノイドなどの3D構造のピッキングのための使い捨てプラスチックチップです。
機能詳細
明確なワークフロー
標準ワークフローは、スキャニング、解析、検出、ピッキング、ドキュメント化の最大5つのステップで構成されます。ソフトウェアが各ステップにユーザーを導き、個々の作業ステップに必要な機能やデータのみにアクセスできるようにします。
スキャニング
スキャンは明視野、位相差、または6つの蛍光チャネルで実施して、最大14色が得られます。あらかじめ定義した設定に基づいて実行され、細胞サンプルの認識と検出の成功へ確実に導きます。また、新しいユーザー定義フォーマットはプレートライブラリーに簡単に追加できます。
解析&検出
各スキャンは、濃淡値や蛍光強度などのユーザー定義パラメーターに基づいて、目的の標的細胞を検出するために自動的に解析されます。またユーザーは、面積、直径、形状係数、真球度などの幅広い形態測定値も定義できます。
解析と選択
解析結果は、対応するパラメーター値に基づいて検出済みオブジェクトとしてリスト表示され、ユーザー定義パラメーターに基づいてさらにフィルタリングできます。検出された標的細胞はさまざまなギャラリーモードで可視化されるので、粒子リストを迅速に目視確認できます。
ピッキングシステム
すべての実験は完全にドキュメント化され、GLPおよびGMPの基準に準拠しています。 検出/ピッキングされた各オブジェクトは、プロセス全体にわたって固有のIDによる識別と追跡が可能です。 すべてのデータはドキュメント化やアーカイブ化のために簡単にエクスポートでき、LIMシステムへのインポートも可能です。
データ分析・保存
カスタマイズ可能なプロトコールで研究開発アプリケーションに最適です。非常に柔軟で高品質な画像処理・解析と、高感度・高精度なピッキングを実現します。実験データの保存もユーザ―定義で指定、エクスポートが可能です。